旧市街、カレル橋、プラハ城など、プラハ市内を観光し、サッカー観戦までしてきましたが、もう一つ忘れてはならない観光スポット、それがストラホフ修道院です。
1140年に創立されたこの修道院の敷地内には、教会はもちろん、世界一美しいと言われる図書館やビール醸造所まであるのです。
今日はこのストラホフ修道院の訪問レポートです。
目次
ストラホフ修道院(Strahovský klášter)概要
住所:Strahovské nádvoří 1/132, 118 00 Praha 1-Strahov, Česká republika
営業時間:9:00〜17:00
入場無料。ただし、図書館への入場料は下記のとおり:
大人290チェコ・コルナ
子ども(6-17歳)およびシニア(65歳以上)は150チェコ・コルナ
家族チケット(大人2人、14歳までの子ども5人まで)は500チェコ・コルナ
5歳以下無料
両親と子どもが一人でもいれば、家族チケットの方が安いので、私たちも家族チケットを購入しました。
詳細は公式サイト(https://www.strahovskyklaster.cz/)で確認してくださいね。
修道院への行き方
これまでご紹介してきたスポットの位置関係はこのようになっています。
市の中心部からストラホフ修道院への行き方は、トラム22,23,25番が便利ですが、徒歩でもカレル橋から20分、プラハ城から10分くらいで行けます。
私たちはトラムで行きましたが、降車駅から徒歩すぐでしたよ。
修道院入口
修道院敷地内への入場は無料ですが、図書館見学はチケットが必要です。
真ん中の門を入って左側の建物で、図書館へのチケットを購入しました。
教会
敷地内にはいくつか教会がありましたが、こちらのには多くの人が入っていきました。
私たちも入ってみると、このようなきらびやかな光景が✨
教壇の方に進んでいくことはできませんでしたが、装飾や彫刻など、細かくて豪華絢爛です。
素晴らしいとしか言いようがない天井画がずらりと連なっていて、首が痛くなるくらい見とれてしまいました。
一方、こちらの教会は中に入ることはできませんでしたが、修道院とつながっているようでした。
建物の中に映画に出てくるような服装の修道僧(?)の方がお掃除をしているのが見えて、なんだかタイムスリップしたような不思議な感覚になりました。
そして、お次はいよいよ図書館へ。
世界一美しいと言われている図書館
哲学の間と神学の間の2つに分かれているこの図書館には、なんと6万冊以上の本が貯蔵されているとか!
「世界一美しい」と最初に聞いた時には、疑心暗鬼だったのですが(すみません💦)、実際に目にしてみると、確かに一般的な図書館のイメージを払拭するような、宗教観あふれる図書館でした。
哲学の間
その美しさもさることながら、天井までずっと本が並んでいるので、上の方のを取るのは大変だろうな~なんて思ってしまいました。
高い天井には美しいフレスコ画が描かれていて、本当に図書館とは思えない雰囲気です。
ツアーに参加すると、中に入ることができますが、時間の関係上、私たちは外から眺めるだけでした。
続いて、お隣にあるもう一つの図書館、神学の間
こちらは、哲学の間よりは天井が低いですが、やはり美しく繊細なレスコ画に目が釘付けです。
教会の天井画もそうでしたが、天使の絵などに心が洗われる気がしました。
いずれも約100年の歴史を経てもなお残っているのですから、驚きしかありません。
ビール醸造所
さて、修道院といえばビールです。
というのも、昔は断食期間でも飲料だけは飲むことが許されたため、修道院で「飲むパン」としてビールが作られたとか。(諸説あります)
有名どころでは、ドイツのフランツィスカーナーなどもそうですね。
醸造所
青空に白い建物が映えます。
隣接するビヤガーデン
お天気にも恵まれ、まさにビール日和。
乾いた気候に冷たいビールが良く合い、最高でした!
ちょっとフルーティーで飲みやすかった絶品ビール
醸造所の一部が展示されていました
ドイツよりも多いチェコのビール消費量は世界一!
本場のビールを堪能して、修道院を後にしました。
この修道院を訪れたら、ビアガーデンにも足を運んでみてはいかがでしょうか。
★今日のひとこと英語★
"This monastery has a brewery." この修道院には醸造所があります。
ビールの「醸造所」は brewery と言います。
酒の蔵元はsake brewery になります。
これがウイスキーなどの蒸留酒になると、distillery 、ワインだとwineryになるように、アルコールによって呼び方が変わるのでご注意を!
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