旅行記~ヨーロッパの真ん中から

欧州からの旅を、ひとこと英語と共に綴っていきたいと思います。

ミラノ観光の鉄板~大聖堂とガッレリア:スカラ座は当時はxxする場所だった!

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ミラノにはサッカー観戦のため弾丸の2泊3日(といっても、滞在時間は48時間!)で行ってきましたが、ちょっとだけ観光もしてきました。

 

今日はミラノ観光の鉄板ともいえる大聖堂(ドゥオーモ)周辺に行った時のレポです✨

 

 

1.ミラノ大聖堂(ドゥオーモ)

ミラノ大聖堂はミラノ市内の中心地にあり、アクセスも良く、ミラノ中央駅からも地下鉄で10分ほど。

 

地下鉄M1線の駅(その名もDuomo駅)の目の前にあります。

 

駅の目の前に、ドーンとこの構え!

とにかくサイズ感が半端なくて、圧巻されます。

 

ただ、修復工事が続いていて、カバーが掛けられている箇所も。

 

ガイドさんによると、この大聖堂完成までに約500年かかったので、ミラノっ子に言わせればスペインのサグラダファミリアの完成期間など、ひよっこだそう(笑)

 

ちなみに、教会内に入るのにも、屋上のテラスにのぼるのにも、事前チケットが必要です。

 

私たちは時間がなかったので、今回は外から眺めるだけにしました。

 

ミラノのドゥオモは、ゴシック建築の最高峰ともいわれていますが、同じく駅前に堂々とそびえ立つゴシック建築といえば、ケルン大聖堂。

 

前者は白っぽいのに対し、後者は黒っぽく、それぞれの国の天候を表しているよう💦

 

eurotravel-english.com

 

ケルンとのもう一つの違いは、ミラノの場合、大聖堂の前が大きな広場になっていること。

イタリア王国の最初の王、ヴィットリオ・エマヌエーレ2世像

 

ミラノのどちらかのサッカーチームが優勝すると、ファンで埋め尽くされる有名なスポットです。

 

こんな感じで、クレイジーな状態になる模様。

www.afpbb.com

 

パレードがなくても、朝から結構人が多いので、訪れるなら午前中がおススメ!

 

2.ガッレリア:美術館がショッピングアーケードに?

さて、大聖堂正面に向かって左手には、ガッレリアという高級ショッピングアーケードがあります。

 

大聖堂とミラノスカラ座を結ぶのが、このアーケード。

 

この建物だけでも美しいのですが、中に入ると高級店が軒を連ねます✨

 

入口近くは、日本のラッシュアワー並みに混雑💦

 

大聖堂前広場は、怪しいジプシーの人やアフリカ系の人たちが、観光客に声をかけているのを見かけましたが、ドイツの観光地でもよくある光景なので、普段通りに歩いていました。

 

しかし、さすがにこのガッレリアの中では、MAXで気を引き締めて歩きました。

 

世界トップブランドが並びます

 

ガイドさんによると、出店しても、店の看板は黒字に金の名前に統一しなければならないなど、規制が厳しいとのこと。

 

ちなみに、店舗の上の階はオフィスになっているそう。

 

少し歩いていくと、十字路になっていて、各方向の建物に、世界4大陸のフレスコ画が描かれています。

 

アジア(ベトナムみたいな帽子が特徴)

 

アフリカ(黒人とライオン)

 

アメリカ(アメリカの原住民)

 

そしてヨーロッパ(天使)

こんな美術館級のフレスコ画が、ショッピングアーケード内に描かれて、しかもそれが残っているのがすごい!

 

この辺りで床に目を落とすと、「雄牛のモザイク星」があります。

真ん中の穴が開いているところで、かかとを軸に三回転すると願い事が叶う、と言う伝説があることから、さらに多くの人だかりになっています。

 

世界中からの観光客がここでくるくる回ろうと、待っていますが、日本のように特に列などはありません。

 

なので、遠慮せずに隙があったらさっと入る気概で行かないと、永遠に順番は回ってきません💦

 

私もおばちゃん精神満開で、かかとを回してきましたよ~(笑)

 

視線を上に戻すと、内装や彫刻が素晴らしいとしか言いようがない。

 

中央駅もそうでしたが、街中の建物が博物館や美術館みたいになっているミラノ。

 

こんなところで育ったら、美的感覚が相当、養われそう✨

 

実際に、街中ではグッチやプラダといった、地元のブランドをさりげなく着こなした男女を見かけました。

 

さすが、ミラノコレクションが開催されるだけあり、お金持ちでファッショナブルな方が多い、というのが強く印象に残っています。

 

3.スカラ座:当時はxxする場所だった!

さて、このガッレリアを抜けると、スカラ座に到着です。

 

しかし、現在は工事中とのことで、カバーがかかっていました😢

 

ガイドさんによると、火災のため、1778年に再建されたこのスカラ座。

 

当時は、演目が進んでも、誰も舞台に注目していなかったとか

 

というのも、暗い観客席は、ビジネスやとばく、そして男女の秘め事の場所として最適だったから、というから驚きです。

 

やがて、プッチーニが初演を行うなどして、イタリアオペラ=世界的オペラの総本山としての名を馳せるようになりましたが、昔はちょっと違う様相だったようですね。

 

以上、ガイドさんから仕入れたミラノ小話でした😉

 

 

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