旅行記~ヨーロッパの真ん中から

欧州からの旅を、ひとこと英語と共に綴っていきたいと思います。

驚愕!ミラノの骸骨教会と予約なしでも入れるダヴィンチ名画の教会:「度肝を抜かれる」は英語で何という?

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ミラノではまず、街中心部に位置する鉄板の観光名所、大聖堂(ドォーモ)とガッレリアを訪れてきました。

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カトリックの色濃いこの街には、沢山の教会がありましたが、今日は超有名な教会と、ガイドさんに教えてもらった穴場の教会について、お伝えしたいと思います。

 

どちらも全く違ったスタイルで、おススメですよ~ 

目次

 

1.レオナルド・ダ・ヴィンチの最後の晩餐を見ることができる「サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会」

ミラノ観光で検索すると、大聖堂とともにこの教会が、まずポップアップしてくると思います。

 

ダ・ヴィンチが描いた「最後の晩餐」は、この教会の修道院の食堂にあるそうです。

 

「あるそうです」というのは、私たちは大聖堂の時と同じく、予約がとれず、修道院の方には入ることができなかったからです💦

 

なんでも3か月前から予約が埋まってしまう、とのことですが、直前に決めた弾丸旅行では間に合うはずもなく😢

 

これからミラノ旅行を予定している方は、早めに予約しておいた方が良いと思います。

この写真向かって左側のクリーム色の建物が「最後の晩餐」がある修道院です。

 

しかし、教会は予約がなくても入れるんです!

 

しかも無料で👍

 

というわけで、サンタ マリア デッレ グラツィエ教会の中に行ってきました。

 

がっつりゴシック建築のミラノ大聖堂とは異なる、円形のドームや増築部分が異なる雰囲気を出しています。

 

内部には14もの礼拝堂があり、かなり広いです。

 

入口付近から正面祭壇を臨むとこんな感じ。

天井やタイル張りの柱が本当に美しくて。

 

こちらは正面向かって左側の通路。

1296年に着工し、1469年に完成したというこの教会。

 

当時、よくこんなに精巧に装飾したなあ、と驚きしかありません。

 

そして、この教会には中庭もあって、こちらも入ることができました。

なんだか見覚えのある中庭スタイルだなあ、と思ったら、マヨルカ島のパルマ大聖堂の中庭と雰囲気が似ていました。

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私たちは大聖堂から徒歩で行きましたが、電車で行く場合は、地下鉄Conciliazione駅、もしくはトラム16番S.Maria Delle Grazie駅が最寄りのようです。

 

実は、この教会見学後に、私たちはこのトラム16番に乗って、サンシーロスタジアムへ向かいました。

レトロなトラムで40分ほど揺られると、スタジアムに到着しましたよ。

 

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華々しい中心部から、郊外のスタジアムへ向かうまでに、街の雰囲気がどんどん変わっていくので、興味深かったです。

 

地下鉄だと早いですが、外のは見えないですものね。

 

市内観光した後、このトラムでスタジアムに向かうのも一案だと思いました。

 

サンタ・マリア・デッレ グラツィエ教会

住所: Via Giuseppe Antonio Sassi 3, 20123 Milan

アクセス: 地下鉄M1 Conciliazione駅から徒歩約4分
営業時間: [月~土]7:00-13:00, 15:00-19:30  [日]7:30-12:30, 15:00-21:00
公式サイト    https://legraziemilano.it/

 

 

2.骸骨教会「サン ベルナルディーノ アッレ オッサ教会」

こちらはガイドさんに教えてもらった教会ですが、上述のサンタ・マリア・デッレ グラツィエ教会とは対照的に、知る人ぞ知る存在とのこと。

 

建物自体は普通の教会なのですが・・・

というのも、入口入って右側の礼拝堂は、壁一面に頭蓋骨の骨で覆われているのです!

 

ガイドさんからは、サプライズだから、と詳細は聞かされていなかったので、小さな礼拝堂の壁一面が頭蓋骨で埋め尽くされている様子は、かなりショッキングでした。

 

私は普段、霊感とか全然感じないのですが、この空間はなんとなく背中がゾクゾクするような寒気がして、長い間いることができませんでした。

 

なので、写真もなしです・・・

 

この教会の近くには病院があったので、そこで亡くなった人々の霊を鎮めるために8世紀に設立されたとのこと。

 

そして、その病院や隣接する墓地からも、頭蓋骨を提供されたとか。

 

頭蓋骨の数は2000以上、というから驚きです。

 

ただ、天井にはそれとは対照的に色彩豊かな天国の美しい絵が描かれており、骸骨とのコントラストが生死を表しているようでした。

 

ちょっと動揺してしまいましたので、祭壇の方に戻って心を静めました。

 

ステンドグラスが綺麗で、普通のカトリック教会という感じでした。

 

祭壇から出入口を臨んだところ。

ここでも天井やタイルが美しかったです✨

 

心を落ち着かせて外へ出ることができました。

 

サン・ベルナルディーノ礼拝堂 (San Bernardino alle Ossa)

住所:Piazza Santo Stefano, 20122 Milano MI, イタリア
行き方 :ミラノのドゥオーモから徒歩10分
開館時間: 月曜日~金曜日 8:00~18:00  土曜日 9:30-18:00 

休館日 : 日曜日

公式サイト:https://www.sanbernardinoalleossa.it/

 

3.今日のひとこと英語

"I was astonished at the chapel which was full of skulls."

頭蓋骨で埋め尽くされた礼拝堂に度肝を抜かれたよ

 

驚く、というと surprise が思い浮かぶかもしれませんが、それよりも強烈度が高い場合、astonish が使えますよ。

 

また、例文にあるように、astonishもsurpriseと同様、受動態でも使えます。

 

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今日も読んでくださり、ありがとうございました!