前回は、チューリッヒ半日徒歩ツアー第一弾として、グロスミュンスター訪問についてお伝えしました。
今日は第二弾として、これもチューリッヒに来たら必見のフラウミュンスター、聖ペーター教会、そしてリンデンホフの丘へ歩いて行きますよ~♬
目次
グロスミュンスターを出ると、川向こうにフラウミュンスター(左の塔)と聖ペーター教会(右の塔)を眺めることができます。(相変わらずのどんより天気よ…)
まずは、写真左下の橋を渡って、フラウミュンスターを訪問します。
緑の細長い屋根が特徴のフラウミュンスター教会
1.フラウミュンスター概要
住所:Münsterhof 2, 8001 Zürich, スイス
日曜日、定休日、平日も不定期に休みや開館時間が変更されていることがあるので、HPでチェックしてください。
営業時間:
夏時間 3月から10月まで 午前10時から午後6時まで
冬時間:11月から2月まで 午前10時から午後5時まで
いずれも、入館は閉館15分前まで
入場料:大人5スイスフラン(約850円)、16歳までの子どもと学生は無料
カード、現金、両方使えます
公式HP:http://www.fraumuenster.ch/4.php?read_category=2770
日本語音声ガイドもあったので、お借りしました。(料金に含まれています)
全部ちゃんと聞くと1時間程かかりますが、音声ガイドなしだと、15分位で周れると思います。
853年に建立されたこの教会は、元々、女子修道院だったこともあり、グロスミュンスターに比べて、柔らかい雰囲気に包まれているようでした。
フラウとは、ドイツ語で女性という意味ですしね。
パイプオルガンが立派!と思ったら、スイスで3番目に大きなものだとか。
オルガンの後ろのステンドグラスも素敵✨
そして、この教会を知らしめているのは、20世紀に取り付けられたシャガールのステンドグラス。
バラのステンドグラス
シャガールが90歳の時の制作というから、驚きです。
そして、礼拝堂の一番奥にあるステンドグラス(正面)
向かって右側のステンドグラス
向かって左側のもの
さすが色彩の魔術師!
赤がメインのステンドグラスって、あまり見かけないですよね?
これらの前には、座ってお祈りするスペースがあります。
シャガールが平和を祈って作ったステンドグラス、しばしの間、私も見入ってしまいました。
伝説的芸術家の作品を、こんな厳かな空間で見ることができるなんて、本当に贅沢な時間でした。
★シャガールの名作をご自宅でも楽しめます★
そして、もう一つ、この教会では有名なステンドグラスがあります。
グロスミュンスターでも見かけたジャコメッティのステンドグラス。
ちょっとぼけてしまいましたが、こちらもグロスミュンスターの作品同様、カラフルで、シャガールのとはまた異なる趣がありました。
なんだか美術館みたいな教会ですが、この教会建立の物語を示したフレスコ画もありました。
真ん中に描かれているのが、フラウミュンスター、一番左に描かれているのが、グロスミュンスターだそうです。
向かって左側の部分は、874年に7人の司祭と王が、チューリッヒの守護聖人フェリックスとレグラの聖遺物を、グロスミュンスターからフラウミュンスターへと運んでいる様子のようです。
一方、右側の部分は、修道院創設の伝説として、フラウミュンスターが建つ場所に導く鹿を中心に描かれているとのこと。
歴史と芸術をたっぷり堪能したところで、外に出ました。
こんな街並みを通って、次の目的地、聖ペーター教会に向かいます。
2.聖ペーター教会とリンデンホフの丘
北上すると、ほどなくして聖ペーター教会に着きます。
ヨーロッパ最大級、チューリッヒのシンボルとなっている時計台
聖ペーター教会は現在は休業中のようですが、昨年11月は工事は行われていたものの、中に入ることができました。
シンプルですが、天井の装飾が美しかったです✨
他の場所は見ることができなかったので、外に出ます。
そのままなだらかな坂を上っていくと…
前夜に訪れたリンデンホフの丘に到着!
夜景もきれいでしたが、昼間の方が街が見やすいですね。
この丘は公園のようになっていて、子どもが遊んだり、ベンチでゆっくりすることもできます。
見晴らしも良く、夜はロマンティックですし、韓国ドラマ「愛の不時着」の撮影現場にもなっただけありますね。
私もあのドラマにハマりましたが、ここでヨン・セリちゃんがリさんと歩いていたのね~、と思うと、胸が再びキュンとしてきました💕
周辺の路地も、なんだか雰囲気がありました。
ミラノ旅行でも思いましたが、やはり戦争で破壊されていない街は、本当に古い街並みがそのまま残っているので、雰囲気がありますね。
3.今日のひとこと英語
"St. Peter's Church is under construction."
「聖ペーター教会は工事中です」
工事中:under construction
”under" という前置詞を使うのが、ポイントですね。