というわけで、約20年ぶりのチューリッヒへの旅行は終わりました。
以前訪れた時は、日本に住んでいたので、ドイツ在住である現在は、当時とは異なる印象を持ちました。
今回はそのまとめです。
目次
1.スイスはEUに非加盟だが・・・
以前は、ドイツからの入国時にはパスポートチェックがあったようですが、2024年11月の時点では、何もありませんでした。
つまり、EU内を旅するのと同じ感覚で、スイスに入国できました。
また、ドイツで契約しているスマホは、そのままスイスでも使えました。
これまでも、フィンランドやイタリア、デンマーク、スペインなどEU圏内では、ドイツ内で利用するのと同じ料金体系で、特に何の手続きもなく、利用できていたのですが、1泊二日のスイス旅でも、同様でした。
もしかしたらプロバイダーや契約内容にもよるかもしれませんが…
EU内を旅行するのと同じ感覚で、スイスへ旅行ができました👍
趣深かった路地
2.物価と民度について
物価については、これまでにお伝えしてきたように、ベルリンに比べると確かに高かったです。
例えば、1時間有効の電車チケットが7スイスフラン(約1160円)ですし、デリの普通のサラダが約2500円します。
ベルリン市内中心部は2時間チケットで3.8ユーロ(約600円)ですから、交通費は約2倍です。
しかし、スイス鉄道のSバーンは綺麗で、ベルリンでいう特急電車(REGIO)みたいでした。
車内や空港の搭乗口でもドイツのようにスマホで大声で話しているや、音楽をスピーカーで聞いている人はいません。
駅や空港には、ゴミも落ちておらず、落書きもありません。
人々に関しても、日本のように列を作って待っているわけではないですが、電車が来ても、ドイツのように誰も我先に乗ろうとしません。
仕事中も思いましたが、とにかく、みなさん落ち着いていて、ガツガツしておらず、民度が高い。
北欧の街をより都会にして、広大な自然をサイズダウンした感じ?(わかるかしら💦)
チューリッヒ在住の友人(アメリカ、イギリスのパスポートを所持している)に聞いたところによると、なかなかスイスで永住権を取るのは大変だそうで、彼女の場合も、10年以上かかったそう。
住民をある意味、選別しているので、治安も良く、安定した雰囲気を醸し出しているのかもしれません。
むやみに難民を受け入れてしまい、治安も悪化、政治も不安定な某隣国とは大違い(笑)
ただ、彼女の家の周辺には、シェルターがあり、有事にはそこに避難することになっている、とのこと。
自分の身は自分で守らねばならぬ中立国ならではですが、NATOやEUという枠に振り回されている(特にウクライナ戦争後)ドイツとは全く異なり、独立しているなあ、と思いました。
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3.スイスエアーについて
最後にフライトは、今回はお馴染みのLCCではなく、スイスエアーを利用しました。
LCCよりも安い上に、時間帯の選択肢が多かったからです。
シートは、出張ということもあり、何があるかわからなかったので、エコノミーですが一番格安なFIX席ではなく、日にち変更可能なフレキシブルシートを予約しました。
結果、座席指定も無料、搭乗優先第2グループで搭乗もスムーズ、復路は隣に誰もおらず、ゆったりと過ごすことができました。
フライト1時間5分と短かったものの、ペットボトルのお水と小さなスイスチョコをお土産に頂き、シート間もゆとりがあり、快適なフライトでした。
やはり、フルキャリアはいいですね(笑)
以上、チューリッヒ旅のレポートはおしまいです。
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました✨
4.今日のひとこと英語
"In case of emergency, the citizens will evacuate to the shelter."
「有事の際には、市民はシェルターに避難します」
In case of ---: --の際、--の時
emergency: 緊急事態
evacuate: 非難する
そんな事態にならなければ良いですが!
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