今回のヘルシンキ便は南回りでしたので、オーロラ鑑賞のチャンスには恵まれなかったものの、見事な夕陽を楽しむことができました。
日が沈み、外は真っ暗になり、自然のエンターテインメントがなくなると、いよいよ機内エンターテインメントを楽しむ時間となります。
JALの機内エンターテインメントは洋韓邦画からドラマ、日本のバラエティやドキュメンタリーまで充実していて、どれを見るか迷ってしまうのですが、まず私がチェックするのは日本のお笑い。
JAL便ならではのコンテンツです👍
海外生活を送る中で、無意識に日本語や日本の文化に飢えているのかもしれません。
搭乗時に必ず見るのがこちら。
帰国してしまえば、リアルタイムで見ることはあまりないのですが、欧州からの帰国便では懐かしさもあって、必ず見てしまいます。
木久扇師匠には、是非とも長生きしてもらいたいです。
そして、こちらも。
さんまのツッコミは健在で、機内にいることを忘れて、つい声を出して笑ってしまいます。
そして、今回JAL特別企画として放映されていたのがこちら。(ちょっとぼけ気味ですが…)
昭和生まれの方は懐かしさを覚えるのではないでしょうか?
80年代に大ヒットした「スチュワーデス物語」
JALが全面協力して、主人公の「ドジでのろまな亀の松本千秋」が客室乗務員になる夢を叶えていくこのドラマをサポートしていましたね。
当時、小学生だった私も、毎週夢中になって見ていましたが、40年後に再びJAL機上で見ることになるとは!
その頃は、飛行機に乗ったこともなく、当時アイドル全盛時代の堀ちえみが出演している、ということで見ていましたが、今は全く別の視点で楽しむことができました。
まず、堀ちえみや春やすこなど、研修生たちの演技はお世辞にも上手とはいえない(というか、棒読みオンパレードでよくドラマに出演できたな~、というレベル)のですが、脇を固める俳優陣が素晴らしい。
風間杜夫の教官姿の凛々しさよ!⇒当時は、ただのおじさんにしか見えなかった💦
片平なぎさの美貌と演技のうまさ⇒当時は、怖いおばさんにしか見えなかった💦
石立鉄男の名バイプレーヤーぶり⇒当時は、変な髪形のうざいおじさんにしか見えなかった💦
今は亡き石立氏も、当時は若かった
圧倒的な美貌と迫力の演技の片平なぎさ「ヒロシ~」
また、当時は、羽田は国内線、成田が国際線の中心だったので、客室乗務員の寮もそれぞれの配置によって、二拠点でした。
ドラマの中で訓練生の夢は、成田から飛び立つこと。
テストに合格すると、羽田の寮から成田の寮へ引っ越していきます。
しかし、堀ちえみ演ずる松本千秋だけは、最後まで合格することができず、風間杜夫扮する教官と羽田に残って猛特訓する、というエピソードでした。
「やるっきゃなーい、やるっきゃなーい!」と自己鼓舞するフレーズも40年ぶりに聞きました(笑)
今は、羽田にも国際線ターミナルができ、国際便発着も成田から移りつつあるので、時代の変化を感じました。
実は、復路では成田を利用したのですが、賑わう羽田とは反対に、閑散としていて驚きましたよ。
さらに、驚いたのがこちら。
当時は、外国人客へのおもてなし、ということで、客室乗務員が機内で着物に着替えて接客する、ということがあったらしく。
ドラマ中でも「15分以内にトイレで着物に着替える」というテスト項目があり、松本千秋も奮闘していました。
今では考えられないサービスですね。
堀ちえみが来ていた当時のJALの制服も、タイトなワンピースで動きにくそうでした。
題名にも、今は使用しない「スチュワーデス」という言葉が入っていますし。
というわけで、色々な意味で時代の移り変わりを感じ、40年前と同じ位、のめり込んで鑑賞したドラマでした。
★今日のひとこと英語★
"Cabin crew, please be prepared for landing."
「客室乗務員は、着陸の準備に入って下さい」
これは搭乗時にパイロットがよく使うフレーズですので、飛行機に乗ったら耳を澄ましてみてください。
他にも、flight attendant という言い方もしますね。
しかし、このドラマでも使われていた「スチュワーデスstewardess(女性)」や「スチュワード stweward (男性)」という表現は、性別を指定する表現を用いない傾向にある昨今は、使われません。
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