現在ドイツではサッカー欧州選手権EURO2024が開催されており、連日熱戦が繰り広げられています⚽
欧州に住んでみてわかったのですが、ユーロ選手権の方が、ワールドカップよりもずーっと盛り上がります🔥
欧州人にとって、サッカーの発祥はヨーロッパである、という自負もあるのでしょうが、それ以上に、陸続きの隣国がしのぎを削って頂点を目指しており、各国とも負けられない、という気迫がW杯よりも高い気がします。
ホスト国の首都として、決勝が行われるベルリンでも、連日ビアガーデンやパブリックビューイングは満員御礼。
ドイツ国民のみならず、ヨーロッパ中から旅行客が訪れ、夏至前後の長くて明るい午後を謳歌しています。
さて、プラハでは、旧市街やカレル橋を中心とした観光地巡りを楽しんできましたが、サッカー好きの家族の希望で、チェコリーグのサッカー観戦をしてきました。
現在のチェコサッカーのFIFA世界ランキングは34位。
現在開催中のEURO2024では、残念ながら予選敗退となってしまいましたが、チェコスロバキア時代も含めると、ワールドカップでは準優勝2回、EUROでは1976年大会で初優勝、1996年大会で準優勝、となかなかの強豪国であります。
有名な選手としては、2003年にバロンドールを獲得したパベル・ネドヴェドなどがいますが、プラハのレジェンドといえば、ヨゼフ・マソプスト。
1960年代に大活躍したチェコスロバキアを代表するサッカー選手で、1962年にはワールドカップでブラジルとの決勝に選出。
惜しくも敗れてしまいましたが、その年のバロンドールを受賞しています。
その時に戦ったサッカーの神様ペレの親友だったことからも、マソプストのすごさがわかりますね。
そんな伝説のプレイヤー、ヨゼフ・マソプストのホームチームが、今回観戦したFKデュクラプラハです。
スタジアム入口には、レジェンドの銅像が建てられていました。
太ももの筋肉がムキムキ!
この日の対戦相手はFCヴィソチナ・イフラヴァ。
2部リーグの試合ともあって、そんなに混みあっておらず、比較的平和な雰囲気でした。
地図にあるように、このスタジアムは、プラハ郊外にあります。
住所:Na Julisce 28, 160 00 Dejvice, チェコ
この日はプラハ城観光の後、トラムに乗っていったのですが、トラムの降車駅からは急な階段をずっと登って行きました。
快晴で暑かったので、スタジアムに到着した時には疲弊しきっていましたが、屋根付きの席で風が涼しく、すっきり爽やかな味わいのチェコビールを飲んで生き返りました🍺
さらに、高台にあるだけ、この絶景!
視界良好、気分爽快であります。
収容人数8150人、と小ぶりなスタジアムですが、さすがは欧州サッカー。
フィールド前に陣取っていた地元プラハのサポーターたちの応援は熱かった!
ドイツでは、ブンデスリーガ、2部、そして3部リーグの応援に行ったことがありますが、当地のサッカーチームは歴史と地元に根付いているので、試合に行くと、下部リーグであってもサポーターたちの愛と誇りが強く感じられます。
そんな記憶が蘇ったデュクラプラハの応援でした。
そして、試合の方は、2部リーグらしくミス頻発の場面もありましたが(笑)、選手の方々はフィジカルが強く、なかなか迫力のある試合でしたよ。
私たちの周りは、子ども連れの家族など比較的穏やかな方々が観戦していました。
みなさんの応援の甲斐あってか、試合は1-0プラハの勝ち!
FKデュクラプラハは復活し、今シーズンは1部リーグに昇格、プレイしていたとのこと。
歴史的建築物を見に行くのも楽しいけど、時には地元の人々に交じってのスポーツ観戦も、味わい深い思い出になりますね。
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★今日のひとこと英語★
”People get way more excited in EURO2024 than in the World Cup.”
「ワールドカップよりも欧州選手権の方がずっと盛り上がる」
「盛り上がる」は"get excited"、"more --than"お馴染み比較級の用法。
この"way"は「道」「方法」といった名詞ではなく、比較級を強調する副詞です。
他にも"much, even, far" なども同様に「ずっと~」という意味を追加します。
♬英語が話せると、旅がいっそう楽しくなる♬
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