2023年夏にベルリンからプラハへ電車で行きました。
プラハといえば、東欧チェコの首都。
その美しい街並みは、ミッションインポッシブル、007カジノロワイヤル、邦画だとのだめカンタービレなど、映画のロケ地としても有名ですね。
というわけで、しばらくプラハの旅行記におつきあい下さい。
プラハへの行き方
日本からプラハへの直行便はありませんから、欧州のどこかの都市で乗り継ぐことになります。
欧州内からだと電車の方が安くて楽かもしれません。
ベルリンからプラハは直行電車(EC)が2時間に1本でており、所要時間は約4時間。
チケット価格は片道25ユーロくらいから出ています。
この時は、日本からの友人も合流した旅だったので、ちょっと奮発して片道20ユーロ上乗せの1等席(勿論、座席は指定席)にしました。
フカフカの席にで余裕のある座席配置で、優雅にゼクトなんて飲んじゃいましょう✨
なんて、人生初の1等席の電車旅に心躍らせていた私たちですが、このことが当日仇になるとはこの時はつゆしらず💦
大混乱の一等車両内
心躍りつつ旅行当日、ベルリン中央駅にまいりました。
プラットフォームのディスプレイによると、この日の一等車は2両、連結して到着予定だったので、表示どおりその付近で待ちました。
ドイツでは、日本のようにお行儀よく列を作って順番に乗車するシステムではなく、我先に電車に突進していくので(笑)、夏休み中、大きな荷物を持った人々でごった返すプラットフォームは、既にカオスの雰囲気満々💦
そのため、私たちは電車が来るや否や、人ごみに押されつつ、1等車へGo!
無事座席について、車両番号を確認してみると、そこは私たちのではなく、もう1つの一等車両の番号でした。
あまりの人の多さに、とりあえず、私たちは席をキープしたまま、ドイツ人家族にごったがえす通路の人をかきわけて、隣の車両を確認してもらいました。
するとしばらくして電話連絡があり(人ごみで動けないため)「ぼくたちの車両はなく、2両あるはずの1等車両が1つしかないから、とりあえずそこに座っておけ!」と💦
2両分の人たちが1両に集結しているのですから、どうりで大混雑しているはずです。
そうこうしているうちに、発車してしまいまいました👀
幸い、私たちの席をベルリンから予約していた人はいなかったので、私たちは座り続けることができましたが、ほとんどの方々は、追加料金を払って1等車両を予約していたにも関わらず、通路に直に座るか、連結部分にずっと立っているかです。
しかも、多くの人はプラハが目的地ですから、4時間もその状態なのは本当にあり得ない状況。
しかし、いつもならチケットチェックに頻繁に車両巡回しているドイツ鉄道職員は雲隠れ💦
結局、一度も姿を現しませんでした。
可哀そうなのは、チェコ鉄道の職員。
ドイツから抜けて、チェコに入るとチェコ鉄道管轄となるので、チェコ鉄道の職員が巡回に来るのですが、彼は不満がたまりにたまった乗客(しかも普段からアグレッシブなドイツ人たち)から、文字通り集中砲火を浴びていました。
「ドイツ鉄道はトラブルがあると、いつもこうやって雲隠れするんだよ」と愚痴をこぼしていました。(国を超えた電車内では、英語が話せる職員の乗車率が高いです)
これで、冷房が効いていなかったら、倒れる人が続出していたでしょうね。
幸い、座席に座り続けることができた私たちですが、想像していた優雅な1等車から程遠い、殺気立った雰囲気でゼクトを飲む気にはならず💦
一刻も早く、プラハに到着することを願っていました。
プラハ行の車内で得た教訓
普段から遅延やキャンセル、そして頻繁なストライキで悪名高いドイツ鉄道。
日本でいう旧国鉄なのですが、ドイツではテレコム、ドイツ郵便と並び、旧国営企業でサービス最悪、ひどいの一言です。
それでいて、未だに国営企業気分で働く気0の従業員には、週休3日制導入など激甘体質。
というわけで、プラハ行きの電車で学んだ教訓
- ドイツ鉄道利用は可能な限り避けるべし
- どうしても使用しなければならない場合は、電車が来たら、すぐに乗車し、座席について動くべからず
ドイツ鉄道の代わりに民間のFlix Trainでは、少なくとも今までこのようなひどい経験をしたことはありません(しかもドイツ鉄道より安い)ので、欧州内の旅はこちらの利用をおすすめします。
ようやく到着したプラハ駅は、想像以上に美しかったです。
天井が高くて、窓ガラスの装飾も素敵
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★今日のひとこと英語★
"You should avoid using Deutsch Bahn as much as possible."
「ドイツ鉄道利用は可能な限り避けるべし」
避ける:avoid doing ⇒必ず動名詞をとることに注意です!
♬英語が話せると、旅先のトラブルも解決しやすいですね♬
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