旅行記~ヨーロッパの真ん中から

欧州からの旅を、ひとこと英語と共に綴っていきたいと思います。

ドイツ三大カーニバル:デュッセルドルフは街中大騒ぎ!:「--でいっぱい」は英語で何という?

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今回、デュッセルドルフを訪れていたのは、ちょうどカーニバルの時期でした。

 

ベルリンでは「ファッシング」といって、子どもたちが保育園で仮装し、ファンクーヘンというドーナツを食べるくらいで、そのほかは何も変わらない日常ですが、デュッセルドルフではこのカーニバル期間中は、街をあげての大騒ぎ!

ファンクーヘン:ベルリン以外の都市では「ベルリーナー」と呼んでいるようだが、
ベルリン人たちは決してそう呼ばない

 

それもそのはず、ドイツ三大カーニバルといえば、ケルン、マインツ、そしてデュッセルドルフなのです。

 

元々カトリックの国で行われているカーニバル。シーズン開始は毎年11月11日11時11分で、翌年のイースターの40日前である「灰の水曜日(Aschermittwoch:今年は2月14日)」まで続きます。

 

イースターの日は毎年変わるので、これらのカーニバルの終わる日も、毎年変わります。

この市庁舎でカーニバル開始宣言が行われるそう

今年は、2月8日が「汚れた木曜日(Altweiber)」という女性が男性のネクタイをハサミで切る習慣がある日から盛り上がり始め、2月12日が「バラの月曜日(Rosenmontag)」という大きなパレードが行われる日、そして、2月14日の「灰の水曜日(Aschermittwoch)」でカーニバルの妖精が火葬されて灰になるまで、大盛況だったそうです。

 

キリスト教ではその後、イースターまで、断食期間となっています。

 

断食期間の直前ですから、人々はコスチュームをまとい、パーティに興じ、街には山車があふれ、パレードを行い、飲んで食べて大いに楽しむ、ということですね。

 

私が滞在していた間も、ライン川沿いで大規模なパーティが行われており、街中を数多くの人たちが仮装して歩いていました。

 

今年は着ぐるみがトレンドだったようで🐻

 

王様とお姫様も良く見かけました👑

 

迫力満点だったミニスカポリスたち

今年のコスチュームのトレンドは、動物の着ぐるみ、警察、囚人、そしてカウボーイと見受けられました。

 

ビアホールもカーニバル仕様

ドイツは歴史的に異なる王国が統一された国なので、東西南北、都市によって全く風習が異なります。

 

こうして、日常とは違う習慣に触れることができるのも、旅の醍醐味ですね。

 

 

*旅に出て、非日常を体験してみませんか?*

 

★今日のひとこと英語★

The city was full of costumed people. 「街はコスチュームを着た人々で溢れかえっていたよ」

「--で溢れかえる、いっぱいである」はbe動詞を使って "full of --"と表現しますね。

 

 

今日も読んで頂き、ありがとうございました!

 

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