マヨルカ島の中心地、パルマ・デ・マヨルカは、小さな街なので、ほとんど徒歩(時々バス)で十分周ることができました。
海沿いは勿論美しいのですが、路地に入ると、石畳に白やベージュ色の壁の家々が並んでいて、そこはドイツや北の欧州諸国とは全く異なる世界。
狭い石畳の道が迷路のように張り巡らされており、何度迷ったことか!
さらに、こんなに細い道なのに、車の往来が結構多くて、ヒヤヒヤしました。
地元の方々は、運転技術がかなり高いのでしょうね。
私には到底無理です💦
また、年明け早々の訪問だったので、可愛いクリスマスの飾りがまだ残っている家も多くて。
日本はお正月があるから、25日が終わるや否や、大急ぎでクリスマスの飾りは片付けられてしまうけど、キリスト教諸国では1月に入ってもしばらくは飾りはそのまま。
ベルリンではせいぜいドアにリースを飾るくらいで、外にはあまり飾りはしないので、なんだかほっこりしました。
さらに歩いていくと、こんな素敵な壁画を発見。
学生時代に世界史で大航海時代について習いましたが、ウン十年後にその歴史を肌で感じることができるとは!
これだから旅は面白いですね。
さらに、道やお庭、広場の至る所にオレンジやレモンなど柑橘類の木が植わっており、実もたわわになっていたのが、南欧らしくて。
こんなに沢山なっていたら、もぎっていってしまう人がいてもおかしくないと思ったのですが、誰一人そんな人は見かけませんでした。
そして、海岸に通じる大通り沿いには、オリーブの街路樹が!こちらも豊作のようでした。
タパスでは必ずオリーブがお通しで出されたのですが、これだけあちらこちらで生育していれば納得。
地元民の食生活に自然に取り入れられているのでしょうね。
なんてヘルシーで贅沢な環境!
地中海に住む方々は長寿といいますが、このような新鮮な野菜や果物を食して、温暖な海沿いを散歩していれば、おのずと健康になれそう。
それにしても、寒冷地ドイツでは、街中に果物の木なんて何もないし、もしあったとしても越冬できずに枯れてしまう・・・
ドイツから飛行機でたった2時間ちょっと、同じ欧州内でもこんなに異なる風景が広がっているなんて、感動と発見の連続の旅でした。
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