先日、日本に帰国した時に、ベルリン・ブランデンブルグ空港(BER)のラウンジを利用しました。
ベルリンから日本へは直行便がありませんから、通常、ヘルシンキ経由で帰国します。
ドイツの首都から日本の首都へ直行便がないことに、驚かれる方が多いです。
しかし、旧東ドイツの首都でもあったベルリンは、政治の中心であるだけで、フランクフルトやミュンヘンのように、ビジネスを生む産業がなく、日本企業の駐在も少ないのです。(大使館とマスメディアくらいでしょうか)
ですから、日本への直行便はなく、この空港は欧州内の都市への発着メインとなっています。
さて、ラウンジですが、私はJALのサファイアJGC会員なので、エコノミー席でもフィンエアーやJALが所属するワンワールドのラウンジを利用することができます。
BERではTemperlhof、もしくはTegelラウンジが利用可能ですが、フィンエアーのゲートAに近いTempelhofラウンジをいつも利用します。
搭乗券にも「2名までゲートA20近くのTempelhof もしくはゲートB18近くのTegelラウンジに招待します」と記されています。
これらのラウンジ名称ですが、かつてベルリンにあった空港からとられています。
以前、東西に分割されていたベルリンにはTempelhof(西), Tegel(西), そしてSchönefeld(東)という3つの空港がありました。
Tempelhofはヒトラーが軍事的利用のため大改修した空港として知られています。
2008年にTempelhof空港が閉鎖された後、2020年までTegel空港がメインで利用されていましたが、その後はSchönefeld空港を大拡張したベルリン・ブランデンブルグ空港(BER)に集約されています。
旧Schönefeld空港部分は、現在ターミナル5として利用されています。
このように、新しいBER空港のラウンジの名前は、かつての空港の名前からきているのです。
BERは新しいため綺麗ですし、Tegel空港に比べて明るく、広々としています。
次回はラウンジレポートをお送りします。
★今日のひとこと英語★
There is no direct flight between Berlin and Tokyo.
「ベルリン~東京間には直行便はありません。」
直行便は "direct flight" といいますね。
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