旅行記~ヨーロッパの真ん中から

欧州からの旅を、ひとこと英語と共に綴っていきたいと思います。

コスト削減はここにも?フィンエアービジネスクラス 短距離路線搭乗記(ヘルシンキ⇒ベルリン):車以外の"taxi"の意味は?

ヘルシンキ空港シェンゲンエリアのフィンエアーラウンジで一息ついた後は、いよいよこの旅の最後の便、ベルリン行きの飛行機に搭乗します。

 

ヘルシンキに到着してから約2時間半の乗り継ぎ時間でした。

ゲートは36A。

 

お隣のゲート36は、7:50発のミュンヘン行きの便

同じドイツ行の便、出発時間も近いので、間違えないようにしないと!

 

今回の座席は1Fでした。

 

搭乗したエアバスA320機、周りには誰もいませんでした。

 

座席は通路を挟んで3-3の並び。

 

目の前が壁で、隣は誰もいないので、広々と3席分使うことが可能でした。(実際には、使いませんでしたが…)


ペットボトルのお水が置かれているところだけ、乗客が入っているようです。

 

上部にはコートフック

 

フィンエアーのヨーロッパ内短距離線には、エンタメ用の個人画面は備え付けられていません。

 

機内からの眺め

フィンエアーがずらりと並んでいます。

 

遠くに見える、マリメッコ柄の飛行機が可愛い💛

 

あいにくのお天気ですが、秋から春まで半年間は、ヨーロッパではこんな天気が続くので、見慣れた景色です。

 

むしろ、日本から欧州に戻ってきたな~、と安堵というか、あきらめすら感じる(笑)


滑走路をに向かってゆっくり機体が進んでいたのですが、あるポイントで止まってしまいました。

 

何だろう?と外を眺めていると、見慣れない車が近づいてきます。

 

翼の上の氷や雪を溶かす作業車なんですって!

 

同じスポットで、ルフトハンザや他のフィンエアー便も止まっていました。


初めて見た北国空港ならではの光景、とても興味深かったです。

 

さて、翼が温まったところで離陸、あっという間に雲の上に出ました。

どんなに地上の天気が悪くても、雲の上はいつでも透き通るような青い空が広がっています。

 

文字通り、気分もすっきり晴れますから、飛行機旅は止められないですね🌞

 

さて、短距離の欧州内線はEU国内の移動であれば、パスポートチェックもないので、日本の国内線のような感覚です。

 

ですから、ドイツ⇔フィンランドと国をまたいだ移動で、ビジネスクラスを利用しても、長距離線のようにスリッパやアメニティなどのサービスはありません。

 

しかし、ビジネスクラスでは短距離線でも、温かい機内食およびアルコールを含む飲み物が無料提供されます👍

 

フィンエアー短距離路線のエコノミークラスでは、無料サービスは水かブルーベリージュースのみで、アルコールやコーヒー・紅茶、機内食は有料提供(事前予約か、機内注文の場合はクレカ払いのみ)となってます。

 

メニューは一択で、コールドミール(ハム、チーズなど)とホットミール(オムレツ、トマト・マッシュルームのソテー、ハッシュドポテト)、フレッシュフルーツの組み合わせ。

ですが、温かいパンを持ってきてくださって、こちらは選べます。

 

フィンエアー短距離線のパンはどれを選んでも、できたての美味しさで、いつもおかわりしてしまいます。

 

長距離線のパンよりも、美味しい気がするのは私だけ?

 

なんとこの日3度目の朝食ですが、美味しく頂きました♬

 

食器はもちろんイッタラ、ペーパーナプキンはマリメッコ✨

イッタラ ウルティマツーレ スパークリングワイン 18cl ペア

スパークリングワインは、小さなボトルごとサーブされます👍

 

銘柄はヘルシンキ空港のラウンジでも提供されていた、ベルナール・マッサール 。ただし、こちらはオーガニックではなく、キュヴェ・ド・レクソン ブリュットでした。

 

どれも美味しかったのですが、2年前同じ便搭乗した時は、スパークリングワインではなく、長距離線と同じシャンパン(ジョセフペリエ)が提供され、朝食にも、上記の品に加えてミュズリーがサーブされたり、メインはふんだんにエビを使ったサラダなどで、全体的に今回よりレベルが高かった気がします。

 

残念ながら、フィンエアーのコスト削減が見てとれる機内食でした。

(今回も美味しかったんですけどね、以前の方がレベルが高かったということで)

 

朝食後、外に目をやると、既にドイツ上空。

 

真っ白だったフィンランドに比べると、暖かいドイツは緑が目につきますね。

 

ヘルシンキを発って1時間40分後、無事にベルリンに着陸しました👍

 

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★今日のひとこと英語★

座席前のコートフックに書かれていた英語です。

"Do not use coat hook for taxi, take off and landing." 「飛行機が誘導路を走行している時、離着陸の時は、コートフックを使用しないで下さい。」

 

taxiというと、乗り物のタクシーがお馴染みですが、ここでの”taxi”は「飛行機が陸上をゆっくり走行する」という意味です。離陸前、着陸後に誘導路を走行していますから、その時のことを意味していますね。

 

ちなみに、このサインに書かれているように、英語で離陸はtake off, 着陸はlandingといいます。

 

次回、飛行機に乗ったら、サインを見てみてくださいね。

 

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今日も読んで頂き、ありがとうございました!

 

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