Hello!
今日は昨日アップした記事の写真から、英語学習にフォーカスしてお届けしますね。
英語力向上のキーとなるのが、単語と文法です。
文法が骨組みで単語は肉。
どちらが欠けても、動くことはできませんよね。
とはいえ、むやみに覚えろ!と言われても、なかなか難しいし、やる気もなくなっちゃいます💦
また、ただ単語を覚えても、使う場面が間違っていると、自分の意図が伝わりませんし、誤解を招いてしまうことも…
しかし、商品パッケージの英語を見てみると、使い方はもちろん、イメージとして記憶にも残りやすいですよね。
ですから、今日はヘルシンキ空港のフィンエアービジネスクラスラウンジのシャワー室にあったアメニティのパッケージから、英語力をUPしていきますよ~!
まずはこちら。
左から、シャンプー、コンディショナー、ボディウォッシュと、ボトルの一番下に書いてありますね。
シャンプーを拡大してみてみましょう。
わかったかな?
最初に、"Ceder & Orange"とありますが、これは「杉とオレンジ」ですね。
確かに、すっきりとした香りがしました。
ちなみに、今がピークの花粉症ですが、「私はスギ花粉症です」は英語で"I have ceder fever."といいます。
これで、"ceder" はインプットされましたね(笑)
読み方は、「スィーダー」という感じしょうか。
(カタカナ表記だと完全一致はしませんが・・・)
次に"Strengthening & Biodegradable"とありますが、これは「(髪を)強化し、生分解可能」という意味です。
まず、Strengtheningですが、"strengthen" 「--を強化する」に"ing"がついて、分詞、すなわち形容詞の働きになり「強化するような」という意味になります。
ちなみに、strengthenの派生語は下記のとおりです。
strengthen 他動詞 (--を強化する)
strength 名詞(長所、強み)
strong 形容詞 (強い)
単語を覚える時には、このように派生語も覚えていくと、ぐーんと単語力がUPしますよ~!
次に"Biodegradable"ちょっと長いですが、ひるむことなかれ!
このように長い単語は、分解して考えると意味がとりやすいんです。
例えば、この場合、”bio-de-grad-able” と分けられます。
"bio" は、"biology"(生物)という単語で使われているように、「生物、生命」という意味です。
聞いたことがある方も多いのでは?
"de" は、動詞などの前について反対語を作ったり、「下に落とす」という意味を追加したりします。
例)press (押す)→ depress (下に押す→落胆させる、がっかりさせる)
今回も"grade"という動詞について、"degrade" 「グレードを落とす→劣化させる、退化させる、分解させる」という意味になります。
最後に"-ble" ですが、これは「可能である」という意味です。
学校で"be able to do = can do"と習った方も多いのでは?
これらをまとめると、「生物分解可能」という意味になります。
みなさんご存じのとおり、ヨーロッパでは環境問題に対する取り組みが盛んで、洗剤なども、できるだけ自然に負荷にかからないようなものが流通しています。
このシャンプーも、「土壌中で生物分解される」という性質をアピールしているのですね。
いかがでしたか?
シャンプーのパッケージから、沢山の英語を学ぶことができましたね。
では、また!
See you!
今日も読んで頂き、ありがとうございました!
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