ヘルシンキでのウォーキングツアー体験記第二弾です。
第一弾はこちら。
1.港のマーケット広場とフィンランド国旗の話
ヘルシンキ市立博物館でサウナの歴史や入り方の説明を聞いた後は、港のマーケット広場(Market Square)を目指します。
といっても、3分くらいで到着♬
食べ物やお土産屋さんなど、沢山のマーケットが開店していました。
お土産屋さんには、トナカイの皮製品や、サウナハットなど、フィンランドならではの品々が並んでいました。
バルト海の風は冷たかったけど、港からの景色も絵葉書みたいでした。
海沿いにも様々な建築物が並んでいましたが、特にガイドさんの説明を受けたのは、この二つの建物。
港の対面に位置するヘルシンキ市庁舎(左)とスウェーデン大使館(右)
フィンランドでは国旗を掲げて良い日は年間に祝日など23日のみ、と決められています。
ガイドツアー参加日は「旗の日」ではなかったので、本来ならこのように国旗が上がっていることを見ることはできないはず。
しかし、この市庁舎だけは例外なんですって。
というのも、隣のスウェーデン大使館は、常時旗を掲げているので、海からの来訪者は「ここはスウェーデンか?」と混乱してしまうそう。
そこで、隣の市庁舎だけは例外的に一年中フィンランドの旗を(スウェーデン国旗よりも高く)掲げることが許されているとのこと。
このような小話が聞けるのは、現地ツアーならではですね。
ドイツやアメリカ、日本にはこのような国旗掲揚日に関する制限はないので、とても興味深いお話でした👍
2.Esplanadi公園散策から見えた豊かな社会
さて、港のマーケット広場をひととおりチェックした後は、道を渡ってヘルシンキのシャンゼリゼと言われているEsplanadiへ。
この緑あふれる公園は、市民の憩いの場となっているそうで、カフェ、レストラン、アイスクリーム屋さんもあります。
ベンチで日光を浴びながら、くつろぐ人々が目につきました。
ヘルシンキのシャンゼリゼと言われているEsplanadi公園
また、ステージもあるので、夏の間は、コンサートも頻繁に行われるとか。
驚いたのが、こういったステージや公共の場を使う場合の料金は、フィンランドでは発生しない、つまり無料で利用できること。
さらに、大学はもちろん、教育に関する費用は、給食から修学旅行まで一切かかりません。
この後、訪問した「世界一の図書館」と呼ばれるヘルシンキ中央図書館も、全ての施設やサービスが無料、もしくは実費のみで国民に開放されています。
「失業した場合も、自己都合、会社都合に関わらず、すぐに失業保険が出るので、生活の心配をする必要がない。フィンランドでは、収入の半分は税金で持って行かれてしまうけど、どんな時でも安心して日々の生活を送ることができる」とガイドさんが言っていました。
短い滞在でしたが、フィンランドの人々は穏やかで、ドイツ人みたいにギスギスと仏頂面をしているわけでもなく、アメリカ人みたいにアグレッシブかつ積極的なフレンドリーさがあるわけでもなく、日本人みたいにせかせかしていない。
とってもおおらかで、ゆったりとしている気がしました。
ドイツの都市のように、街に落書きは見当たりません。
電車のドアが閉まりそうになっても、急いで走っている人も見かけませんでした。
(そもそも、電車の発車合図が全くないので、駅はとっても静か)
道行く人も、きちんとした格好をしており、生活水準の高さが垣間見えます。
街自体の雰囲気も、時間の流れがゆっくり感じられ、まさにムーミンの世界。
そういった余裕は、この社会システムから享受している安心感と、たっぷりの自然から来ているのではないかな、と思いました。
冬がもう少し短ければ、是非住んでみたい(笑)
3.ヘルシンキ中央駅へ:街角のキュートな動物たち
さて、ここからは、繁華街を通って、中央駅へ向かいます。
そこで、交差点の建物の柱に動物の絵が描いてあることに気づかされました。
こちらはウサギちゃん
ガゼル
ハムスターも
これは以前、このあたりの道路がみな似たようなもので、迷ってしまう人が多かったことから、各角にある建物に動物の絵を描き、道しるべにした、とのこと。
そのアイデアもさることながら、キュートな動物の絵に癒されました💕
デパートStockmannとマリメッコショップ
マリメッコはお店も可愛い💛
Stockmannは、衣料、化粧品、家具・照明から食器など、なんでも揃う総合デパート。
素敵なお土産なども見つかるかもしれませんね。
しばらく歩くと、あっという間に中央駅に到着です。
ヘルシンキはコンパクトなので、徒歩でも観光しやすい街でした。
中央駅の裏側へ回ると、ツアー最後の目的地、ヘルシンキ中央図書館が見えてきます。
世界一の図書館と呼ばれる、この建物は巨大で、設備も素晴らしいものだったので、次の記事で紹介しますね。
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★今日のひとこと英語★
"This is an exception." 「これは例外です」
except:動詞(除外する)、前置詞(--を除いて)、接続詞(SがVでなければ)から派生した名詞がexception(例外)です。
exceptional 形容詞(例外的な)、exceptionally 副詞(例外的に)も一緒に覚えておきましょう。
このように、派生語も一緒に覚えると、一気に英語力がUPしますよ~
♬英語がわかると、無料ウォーキングツアーも気軽に楽しむことができますよ~♬
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