前回は、今年の春、夏と搭乗したJAL国際線ビジネスクラス ヘルシンキ⇔羽田路線の比較をしてみました。
今日はお楽しみの機内食編です♬
目次
1.アミューズと飲み物
搭乗すると、すぐにウェルカムドリンクを頂きます。
春と夏で全く同じでした🍾
夏 春
プラスティックのグラスにスパークリングワイン。
そして、今夏のアミューズ。
オリーブとナッツの盛り合わせ
ナッツにはお砂糖がかかっているものもあり、味変が楽しめました。
春にはこんな感じでした。
ナッツ盛り合わせと、プロシュート・チーズ・フルーツ和え
ナッツは素のままでしたが、個人的に生ハム大好きなので、春の方が良かったかな。
ここからシャンパンは、春夏ともにドゥラモットを頂きました✨
2.和食前菜盛り合わせ
そしてメインのお食事は、今回も和食をチョイス。
JALの和食は本当に美味しいので、いつもチケット予約と同時に事前予約で和食を選んでおきます。
日本発の和食は、銀座の懐石料理「蓮 三四七」店主の三科純氏担当。
夏の前菜盛り合わせ
左上:サーモン柚庵焼、目梶木フライ、もろこし真丈、木耳、万願寺唐辛子、かぼちゃ
右上:和牛、冬瓜、法蓮草、胡麻たれ
左下:煮込鮑、茄子、銀餡、生姜
中下:帆立炙り、赤味噌、甘酢茗荷
右下:蒸し海老、とまと、玉葱、土佐酢ジュレ
日本発ですから、当然日本の季節の食材がふんだんに使用されていて、期待値はMAXに!
もうどれを食べても美味しいのはわかっているのですが、どこから手を付けて良いかわからない(笑)
メニューで一品ずつ確認しながら、下段右からスタート♬
海老・トマト・玉葱はコンビネーション抜群で。
そして、さわやかな味の柑橘系酢がきいているジュレが美味でした。
帆立炙りは、とにかく柔らかくて。
一方、鮑は歯ごたえ抜群で、同時に出汁もばっちり効いていました。
茄子はシンプルなのですが、生姜が効いていてさっぱりと箸休め的なおいしさ。
上段にうつると、和牛も柔らかくて口の中でとろけます。
冬瓜はこれまでお出汁と頂くことが多かったのですが、今回は濃厚な胡麻たれで。
このたれ、さっぱりとした冬瓜との相性は抜群!
そして、目梶木フライはとにかく柔らかくて、フライなのに全然しつこくない。
もろこし真丈もふわふわ、自分では絶対に作れないので、感謝しつつ頂きました。
今回も、全品機内食とは思えないレベルでした。
さて、春の前菜はどうだったでしょうか?
こちらはヘルシンキ発だったのですが、見事な懐石料理!
「彩御膳」と名付けられているだけあって、色合いがとっても綺麗✨
文字通り、目でも食を楽しむことができました。
欧州発だけに、良く見るとビーツやコーラビ、ロブスターやムイックという小魚など、欧州の食材が上手に取り入れられています。
海外で調達した食材を和食にアレンジしてしまうのですから、これこそ職人技!
さすが、菊乃井でキャリアを積んだのち、現在はロンドンで料亭「露結」を営んでいる林氏の作品です。
春のJAL搭乗時の機内食レポはこちらから どうぞ。
3.台の物・強肴
夏は朝便だったので、早朝からのラウンジはしごと、前菜盛り合わせで、もうお腹はパンパンなのですが、台の物がサーブされます。
左上:銀鱈揚げ・豆苗餡、蓮の〆カレー、皮付き蓮根・豚フィレ塩麹ステーキ・焼ズッキーニ
右中:香の物 白柴漬、胡瓜、昆布煮
左下:ご飯
右下:味噌汁 あおさ海苔、葱
満腹なのですが、名物「蓮の〆カレー」の匂いに食欲が刺激されます🍛
懐石料理とカレー、天才的なコンビネーション✨
しかし、ここでカレーを食してしまったため、胃袋の限界を超えてしまい、おかずの記憶が曖昧で💦(←どんだけ?)
とりあえず、お肉もお魚もとても柔らかかったのは覚えています。
では、春の搭乗時は、どうだったでしょうか?
左上:つくね肉大和煮 馬鈴薯餡 人参 からす鰈唐墨粉焼き 胡桃飴煮
春には、ワインソムリエのCAさんに美味しいワインを沢山注いで頂き、飲んだくれていたので、柴漬けをつまみにワインを飲んでいました💦
それでも、このつくねがご飯にぴったりだったのを覚えています。
三科氏監修ではないので、カレーはなし🍛
春のJAL搭乗時の機内食レポはこちらから どうぞ。
4.デザート
ここからは別腹のデザート編。
夏の帰国時の甘味は、夏らしく「マンゴーの寒天寄せ 白ごまソース」
ごまソースだからか、甘さ控えめ、中にマンゴーがたっぷり入って、さっぱりと美味しく頂きました👍
春の搭乗時には、苦手な抹茶系デザートだったため、CAさんに代替案を頼んでみたら…
フィンランドのバニラアイスクリームとチーズ盛り合わせ
アイスはハーゲンダッツに勝るものはないと個人的には思いますが、チーズは欧州のものが美味しいですね👍
5.2食目
さて、春、夏とも着陸1時間半前がラストオーダーとなるアラカルトメニューから、朝食を注文しました。
夏便は、日本発でしか提供されないメゾンカイザーを頂きたかったので、フミコの洋食セットを頂くことに。
メインディッシュ
プレーンオムレツ 海藻ビネグレット、ひよこ豆と緑豆春雨のタンドーリ風味、キヌアと舞茸、りんごとくるみ入り紫キャベツマリネ、ほうれん草といぶりがっこのサラダ、スイートポテト
サイドディッシュ
スモークサーモントラウト
メゾンカイザー特製ブレッド
プチナチュール、プチいちじくのパン、いちごコンフィチュール
ビネグレットって何だろう?と思って調べたら、オリーブオイルと白ワインビネガーとマスタードのソースだそうで。
このソースが、とろとろオムレツにジャストミート!(←今でも使うのだろうか)
あまりの美味しさに、自宅でもこのソースを作ってみようと、この時は固く思いましたが、いまだに作っていません💦
あとは、カレー風味のサイドディッシュもいい味出していました。
そして、ラウンジに続いてのメゾンカイザーのパン🍞
ほんのりあたたかいイチジクのパンが、素朴な味なのに深くて。
もう一つのプレインなパンにも、イチゴがゴロゴロ入ったコンフィチュールが、ぴったりマッチして。
おなかに余裕があれば、おかわりしたかった!
こんなに美味しいメゾンカイザーのパンが食べれるなんて、日本の食レベルは本当に高いですね。
一方、春の搭乗時には、夕食で飲んだくれた上に、お腹がいっぱいになりすぎていたので、朝食セットメニューはあきらめ、アラカルトメニューからの選択に。
単品「キヌアとアーティチョークのサラダ」「フレッシュフルーツ」「フィンランド産ヨーグルト」
飲み物(ミルクティーとJALオリジナルドリンク スカイタイム「ももとぶどう」
サラダのドライドトマトやアーティチョークなど、欧州ではポピュラーな野菜中心に美味しく頂きました。
6.機内エンターテインメント
機内では、ほとんど食べるか寝るかのどちらなのですが、食べている間=起きている間は、機内エンタメを楽しみました。
今回もSATC第二章(春にも見たけど、夏には違うエピソードが選択できた)の続きや
高畑淳子さんのコメディ「お終活 再春!人生ラプソディ」で笑ったり涙したり
こういうほのぼのとした邦画、なごみます。
余談ですが、ちょっと残念だったのは、着陸3時間前からヘッドセットのノイズキャンセリングがきかなくなってしまったこと。
機内での騒音は、思った以上に大きくて、体の疲労度にも関係している気がします。
ですから、眠る時にも耳栓を必ずしているのですが、エンタメを楽しむ時にも、影響が出てしまい、ちょっと残念でした。
かといって、CAさんに言うほどでもなかったので、そこまで深刻な問題ではなかったのですが…
気分転換にギャレーチェック!
亀田のあられミックスや、鉄板のアンリ・シャルパンティエに加え、乾燥納豆が、美味しくて、栄養価も高く、匂いもなし、ということで大のお気に入りなんです♬
映画を見ながら、ポリポリ頂いちゃいました(笑)
一方、春の搭乗時のエンタメは「スチュワーデス物語」でした!
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